情報商材で60万円騙された教訓と返金ためのに行ったこと!
5月も半ばですね!
僕のちょうど1年前のこの時期といえば、
ネットでの稼ぎをさらに上げて自由になりたいなあと思って、
Youtubeで有名なアフィリエイターの方の起業塾に入ってました。
しかしその時の僕は、
ただひたすら稼いで自由人になるってことしか見えてなく、
結果としては、
その塾で稼いだ金額は0円で散々な結果となってしまいました。
いやあ、今だからこんなお恥ずかしい話をネタとしてアウトプットできますが、
当時は、
「こんな大金払ってリターンないとか。。。なにをやってるんだ自分は。。。」
「ほんとにこんな目先の金のために何をやってるんだ自分は。。。」
と自己否定ばかりしていました。
ただ唯一の救いが、
クレジットカードでリボ決裁していたので、
消費者センターにかけこんでなんとかチャージバック(返金)の対応をとってもらえました!
そこで、
- 現在高額情報商材を買ってしまって悩んでる人
- 騙されて泣き寝入りしそうになっていた人
に向けて、
僕がチャージバック(返金)対応してもらうまでの経緯を書いていこうかと思います!
誇大広告に踊らされて、テンションハイだった1年前の自分
まず、なぜ僕が高額情報商材を買ったのか?
また騙されないため大事なことなのでそこからお話させていただくと、
実は、その前にも入塾に60万円くらいかかる塾で稼いでいた経験があり、
そこで味をしめて完全に調子に乗ってしまったが大きかったです。
パチンコや宝くじでもあるように、
人間は体験を通じて一度いい思いをしてしまうと、
「次もいけるかも!」
って感覚に陥ってまたいい思いしたいって思っちゃうんですよね~。
完全に僕の場合はそうでした(笑)
そして全く疑うことなく次のものに手を染めやすくなってしまうんだと思います。
商材が販売される前に仕掛けられている巧妙な罠
ではなぜ全く疑わなかったのか?
それは、情報を小出し小出しに見込み客を教育していくプロダクトローンチというマーケティング手法に飲み込まれていたからです。
ちなみに、
プロダクトローンチという手法は新しいiPhoneが発売する前や、
スターウォーズ公開前にシルエットや機能をすこしずつ公開して、
消費者の心理をうまくコントロールし、商品がリリースされたと同時に爆発的に売り上げを伸ばせるというものです。
ですので、
このプロダクトローンチという手法自体は何も問題もありません。
問題なのは売っている商品の質であり、販売者の質です。
僕が入塾した塾も60万円と高額でしたが、
商材リリースの仕込み段階ですでに、
講師への信頼、商品保証、購入者の特待権利などがあり、
今買わないと損をするという心理で買いました。
以上のように教育というか洗脳に染まり、
購入するときはこれを買ったら自分の人生必ず良くなるぐらいの、
疑いの気持ちなんて全くありませんでした。
学んだことの実践と人を騙している感覚へのジレンマ
「さて塾にも入塾できたことですし、あとは実践あるのみ!」
と最初は張り切っていたのですが、
商材のコンテンツをこなしていくごとに、
訳も分からない不安が大きくこみ上げてきました。
その理由はというと、まず再現性の無さ。
再現性とは、
例えばダイエットをしたい人の場合、
このノウハウを実践すれば1か月で5キロ痩せます!
といったものがあった時、
これを実践した人の100%が5キロ以上痩せれば、
再現性も100%となります。
しかし、
この塾のコンテンツの場合、
再現性がまるでない。
というか成功者とそうでない人の感覚的な問題から、
成功者自身がノウハウを確実に伝えられているつもりでも、
今までの経験則と知識の差もありますし、
時代やその人の運もあるので、
これをすれば成功できるという因果関係を科学的に証明することはできません。
そう考えると、
どちらにしても最初からこの商材師は買った人を騙して、儲けるつもりだったのかもしれませんね。
あと、
この情報起業塾の入塾者の集客を手伝ってくれたら、
「50%報酬山分けしようね~」
という購入者の特権のようなものもありましたが、
完全にねずみ講であり、
こんな商品を購入した自分にがっかりしました。
当然人を騙して嫌な気持ちを残してまで稼ぐのは気が引けたので、
僕はそこで塾を辞めました。
すぐさま自治体の消費者センターで相談
そしてすぐに近くの消費者センターに行き、
掴んでしまった商品について返金ができるかという相談と、
近年の情報商材詐欺の事例を教えていただき、
とても耳と心が痛くなり、大きく反省した1日だったのを覚えています。
しかし、相談員の方は親身になって相談に乗ってくださり、
僕の場合は、リボ決裁で商品を購入していたので、
クレジットカード会社に一時引き落とし停止を求める抗弁所と、
決済代行会社に決済取り消しを求める意見書の書き方を教えていただきました。
さっそく家に帰ってテンプレートに従って書き上げ、
相談員の方に添削してもらい、それぞれ返答を待ってみました。
ちなみにですが、僕が塾を購入した業者にも問い合わせ先があったので、
電話を何回もかけたのですがつながらず、
完全にトン面されてしまったようです。
情報商材を売っている人にはこのての人は多いそうです。
なんならその前にメールで返金とサービスが満足に提供されていない旨を伝えたら、
「お前の努力が足りないんだろ?」的な文面とそのほか塾を購入した人が束になって商売の邪魔をしてくるからあなたに返金できるお金はないといわれました。
商売の邪魔って何でしょうか?
商品を購入した人がその商品に満足してたら、
その商品を他の人に勧めたくなりますし、
その企業を応援したくなるものですよね。。。
僕だったらそうです。
それは消費者が満足していないことを認め、
詐欺を認めているのと一緒です。
相談から4ヶ月程度でクレジットカード会社のチャージバックに成功
販売業者とはもう話してても相手にならないので、
消費者センターの相談員の方から、
「カード会社で審査をして違法性のある決済を無効にできるチャージバックというものがあるんですがやってみましょうか?」
ということだったのでお願いしてみることにしました。
ちなみに、
クレジットカード会社に対して、
チャージバックを求めるときも役務書という書類が必要で、
これは販売業者がその役務(販売前に購入者が受け取れる価値)がちゃんと提供されているか?
というものを記載して審査後に、消費者の正当性が認められればこの決済が取り消されます。
これもすぐ書いて出したら大体消費者センターに初めて行って相談をした日からだいたい4ヶ月くらいでリボの決済情報のチャージバックに成功しました。
またこれまで3万円ずつ支払っていたお金に関してもそのあとすぐ口座に返金されていました。
すごくありがたかったです。
まとめ
これが僕が60万円の情報商材をつかんでから、
返金をしてもらうまでの流れです。
一度払ってしまったお金を取り戻すには、
いろんな方に事情をお話する必要がありますし、
それに伴って書類もかなりの数を書いたことになります。
(販売会社、決済代行会社×2社、クレジットカード会社)
この手間を知ってからは二度と高額ですぐ儲かる系の商材は買わないことを誓いました。
人間ですからこういう痛い思いをしないと分からないもんです(笑)
またこの記事を読んで、
実際に高額情報商材を買ってしまって悩んでいるという方は僕に相談くれても構いません。
無料で相談に乗ります。
ながながとなりましたが、
一日でも早くこういった業者がいなくなることと、
こういった誤った自己投資ではなく、
同じ金額を払うなら本を同じ金額分買って読んだ方がよっぽど自分のためにも世の中のためにもなります。
これからは高額情報商材を買うのではなく、
本を読む習慣をつけてみるのもいいと思います!