最近、疲れが抜けない…断食(ファスティング)のすごさまとめてみた!

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「ちゃんと寝ても疲れが抜けない」

「肌荒れが酷い」

「最近体調を崩しやすい」

などなど、

体の不調って歳をとるほど増えるのを実感しますよね~

 

でもそれって単純に食べ過ぎが原因かもしれません!

  

食べ過ぎて空腹の時間を確保せずに1日中爆食してしまうと、

食べ物の消化のために血液が集中して、

筋肉や脳にめぐる血液が少なくなり、

疲れやだるさを感じます。

 

これが各臓器の働きの低下をもたらし、

やがて病気の発症リスクを上げてしまうのです!

 

そこで空腹の時間を作ることが大切になって来るわけですが、

中でも最強の断食(ファスティング)について、

お話していこうかと思います!

空腹時には体の中でメンテナンス作業が活発化する

2016年10月にノーベル医学生物学賞を授与された大隅良典博士の受賞理由は「栄養士なって飢餓状態に陥った細胞が生き延びるために自らを食べる自食作用(オートファジー)」を解明した。

これは極端な空腹状態に陥ると人体を構成する60兆個の細胞内では有害物やウイルスなどの病原体が分解処理されさらには細胞内の古い栄養が再利用されて一度見ようとする生命現象のことを言います。

マサチューセッツ工科大学の生物学部のレオナルドギャラン教授によれば2000年に「生物が極端な空腹状態になると細胞の中のサーチュイン遺伝子が活性化し体の細胞の老化を防ぎ、若々しさを保たせ、ガン、心疾病、脳卒中、糖尿病などの病気を防いで寿命を伸ばす働きをする」という研究結果を発表した。

食べないことによって細胞をリサイクルするイメージです!

がん細胞など体に不要な細胞から分解して体のエネルギーとして使います。

1940年代からすで欧米の栄養学の分野で低栄養が動物の寿命を延ばし腫瘍の発生を抑えるということと、30%~40%のカロリーを制限した動物の寿命はカロリー制限をしなかった動物に比べて格段に長く、ガンなどの加齢関連疾病の発症や生体機能の低下が遅くなるなど多くの研究が出されている。

 やはり食べ過ぎは寿命を短くします。

歳をとった時に食べる量が減るのは寿命を延ばそうとするシグナルなのかもしれませんね!

断食をすることはメリットだらけ

免疫力が上がる

米国ポーランドオレゴン健康大学ワクチン遺伝子治療研究所のJ・ニコリク・ズーキック博士らは「18年間30%のカロリー制限を行ったアカゲザルは標準色を与えられたためざるに比べて年を取っても T細胞のレベルが高く(免疫力が旺盛)、細胞が若く病気になりにくい」という研究結果を発表した。

カロリー制限をすれば免疫力が向上することを裏付けています。

また人間の体は、

体温が1度上昇すれば免疫力は1時的に5~6倍になり、

体温が1度下降すれば免疫力は約30%減少することも分かっています!

空腹で寿命が延びる

米国ボルチモアにある国立老化研究所では回虫からサルまでそれぞれの動物実験をし摂取カロリーを60%(腹6分)押さえると寿命は最大50%伸びることが分かった。

同研究所のマークマットソン博士はマウスを次の3群に分けて実験をした。

A群:好きなものを好きなだけ食べさせる。

B群:摂取カロリーを60%に抑える。

C群:1日置くに好きなだけ食べさせて翌日は断食させる。

結果C、B、Aの順で長生きした。

なかでも注目は、

C群ですよね!

断食を挟むことで体のメンテナンス作業が活発化したのが主な要因ではないかと思います。

人間も摂取カロリーを抑えて、

週一くらいで断食する日を設けるのがいいかもしれません。

空腹で記憶力集中力が高まる

空腹になると胃からグレリンというホルモンが分泌されます。

グレリンは主に、

  • 胃腸の働きを促進する(食欲増進、消化管の働きを活性化、胃粘膜の保護作用)
  • 炎症を抑える
  • 心臓の働きを良くする
  • 自立神経の働きを調整
  • ストレスに対抗する
  • 記憶力の増強、ボケ防止

の効果があります。

勉強や仕事に集中したいときは食べ過ぎず、

空腹状態で行った方がいいかもしれません!

空腹で精力増強

食べ物を食べると消化のために胃に血液が集中するので、

ペニスへの血流の量が悪くなり、

これもEDの原因になります。

空腹で血液を浄化し病気を予防する

食べるということは生命維持に必要な活動とはいえ、

同時に血液を汚す行為になります。

そしてそれが、

発疹、炎症、発熱、動脈硬化血栓、高血圧、出血、癌腫などの

症状として現れるわけですが、

大きい病気の前のシグナルなので症状がひどいようであれば、

薬で抑えることをせずに、

素直に断食したほうがいいかもしれません。

プチ断食から実践

今日はなんだか体の調子が悪いぞ!?

という方はまずご飯を3食から1食抜くというところから始めるのをお勧めします。

それだけでも体の調子は良くなると思います。

 

断食を習慣にして常に体の調子を上げたい方は、

まず朝食から抜くいてみて、

昼まで全然余裕であればそのまま食べないのが当たり前にしちゃってもいいかもしれません。

ちなみに僕も朝は全く食べない派です!

 

朝は排泄の時間帯なので睡眠時の断食で排泄活動が活発になり,

体の毒を抜くチャンスなのでうまくこの時間帯を活用したいものです。

 

やっぱり朝は食べないと無理という方でも、

胃腸に負担をかけないもの(スムージー、和食)に変えてあげれば問題ないと思います!

 

朝食抜きの2食に慣れたら、

夕食のみの1日1食をやってみるのもいいかもしれません。

ですが、僕も3カ月くらい挑戦してたのですが、

どうしても1日の楽しみが減るので、

今は1日に2食にしています。

 

毎日刺激的で食べる以外の楽しみが沢山ある人は、

1日1食でもいいかもしれませんね!

 

そして、

たまにはまるまる1日断食をすれば、

体の調子はかなり良くなると思います!

 

いづれにしても、

食べるという行為は、

血液を汚す反面、

1日の楽しみでもあるので、

断食をきっかけにストレスを増やしては意味がありません。

自分の体と相談して行っていきましょう! 

【参考文献】超一流は無駄に食べない~「小食」×「空腹」で活力がよみがえる!

著者:石原結實

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