アトピー持ちの人の普段の衣類の洗濯には過炭酸ナトリウムで洗うのがオススメ!

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こんにちは、

アトピー持ちで痒みに我慢できず、

ついかいてしまうかずきです。

 

アトピー持ちの方って衣類の洗濯はどうしてますでしょうか?

 

市販の安い洗剤だと、

洗いあがりの匂いは良くても洗濯した服を着ていると痒みが増したってことはよくあると思います。

 

アトピー持ちの人って肌に触れるもの、

食べるものいろいろこだわらないと肌あれは悪くなる一方なので大変ですよね。

 

そこで、

この記事ではアトピー持ちで肌荒れが酷かった僕が、

市販の安い洗濯用洗剤が肌荒れに良くない作用をしているってことを知ってから、

今では「過炭酸ナトリウム」を使って洗濯を行っているのですが、

使ってみたら肌のトラブルが減ったのでそのレポートを書いていこうかと思います。

 

 

洗濯をしても汚れと洗濯用洗剤は全て落ち切らない

まずここが洗濯幻想ともいえる部分ですね。

汚れはもちろん全部落ちて欲しいですが、

以外と盲点なのがこの洗剤の洗い残り。

 

いいに匂いでカバーしてるつもりでしょうが、

アトピー持ちの僕としてはその洗い残った洗剤の成分が衣類に残り、

それが肌への刺激物となり痒くて仕方がありません。

 

特に合成界面活性剤はアトピー肌の天敵

なかでもこの合成界面活性剤が肌のバリア機能を破壊します。

界面活性剤とはなにか?

 合成界面活性剤は、水と油など、本来なら混ざりあわない性質の異なる物質の「界面」にはたらき、二つを馴染ませ、混じりあうことができるように人工的に合成された物質のことです。この合成界面活性剤は、クレンジング剤や乳液、クリーム、シャンプー、リンス、食器洗い洗剤や洗濯用洗剤、そして農薬にも含まれています。それは合成界面活性剤には、洗浄作用・保湿作用・浸透作用・乳化作用・柔軟作用などの様々な作用があり、どのような目的で配合するかにより種類が変わります。

引用元:https://www.hadaemi.com/products/beauty-column/tsushin/2017/article0517.html

 

つまりは、

油と水をなじませる成分なんですね~。

これによって衣類についた油汗の汚れは洗い流され、

綺麗になる仕組みです。

 

ですが、

自然界にないものなので、当然体によくありません!

 

外部からの刺激としては強い方なので、

洗濯の水だけで全て洗剤が流れ落ちないと考えた時、

アトピーの人は出来るだけこの成分が入った洗剤は避けた方が吉です。

 

汚れを落とせれば香料とかいらない

さらに、

刺激が強いのは、

合成界面活性剤だけではありません。

 

誰が好き好んで洗剤に香料を入れ始めたか分かりませんが安い洗剤の場合、

この香料も化学薬品です。

 

洗った後の匂いは、

いい匂いと感じますが、

自然なものでなければこれも避けるべきですよね~。

 

というかそもそも、

衣類にいい匂いをまとわせる必要ってあるんでしょうか?

 

それでなくても、

香水とかバンバンふる人もいますし、

何もつけない僕からしてみれば、

鼻がおかしくなりそうですww(笑)

 

ですので僕にとっては、

洗濯の目的は衣類汚れを落とせれば、

それ以上のこともそれ以下のオプションもいりません。

 

そこで、

いろいろと洗剤を使ってみてあれでもない、

これでもないと試行錯誤して出会ったのが、

過炭酸ナトリウムでの洗濯です。

 

過炭酸ナトリウムとは?

初めて聞いたぞ!

って方に簡単に説明すると、

過炭酸ナトリウムは、炭酸ナトリウム(炭酸ソーダ)と過酸化水素 2:3 の割合で混在してできたものです。酸化力があるので漂白剤、除菌剤、消臭剤としてよく使われます。一般に酸素系漂白剤として売られている製品の主成分で、「白さ」を強調する合成洗剤に配合されていることもあります。

引用元:https://www.live-science.com/honkan/partner/percarbonate01.html

つはりは、

酸素系の漂白剤です。

 

そしてなぜ過炭酸ナトリウムがアトピー持ちの人の洗濯に良いかといえば、

人の衣類への汚れは皮脂や汗が中心になるのですが、

これは酸性の汚れです。

 

これを過炭酸ナトリウムのアルカリ性で中和することによって、

汚れが浮き上がって落ちるという仕組みです。

 

実にシンプルですよね!

 

気になる洗いあがりはどうなのかというと、

匂いは全然臭くありませんし、

衣類が原因で肌が全然痒くなることもありません。

 

さらに過炭酸ナトリウムは、

1kg500円程度でAmazonで購入できるので、

コストも安いですよね!

なんとも嬉しい!

 

そして、

これはプラスアルファで覚えておいていただきたいのですが、

過炭酸ナトリウムは酸素系漂白剤ということで、

本来は洗濯層のカビをとったりすることにも使われます。

 

しばらく洗濯槽をきれいに掃除していないという方は、

いきなり過炭酸ナトリウムで洗濯してカビが浮いてきた。

ということでびっくりされないよう、

あらかじめ水を張って一晩過炭酸ナトリウムの洗濯槽のつけ置きをおすすめいたします!

 

これをやっておけば、

今付着してるカビや汚れは落とせますし、

その後、洗濯槽にカビは寄り付かず、

洗濯物も綺麗に匂いもなく仕上がります。

 

ちなみに、 

洗濯の故障ってこの洗濯槽の洗剤カスとかカビが原因で起きることが多いらしいですよ。

 

つまり、

洗濯機の寿命も伸ばしてくれるわけです!

 

過炭酸ナトリウム素晴らしすぎです。(笑)

 

しつこい汗染みは定期的に専用洗剤で落とさないとダメかも

とはいえ、

実際に過炭酸ナトリウムのみで洗濯を行って感じたデメリットも、

あんまりないんですがその点も正直にお伝えしようかと思います。

 

それは、

長期間時間をかけて作られた汚れです。

例えば、汗染みとかですかね!

 

匂いは問題ないのですが、

染みには過炭酸ナトリウムは弱いです。

 

こういった点を考えると、

一月に一回くらいは大事な衣類であれば、

クリーニングに出すか、

界面活性剤入でも頻繁に使わなければよいので、

染み抜きを行う洗剤を使うっていうのも手かもしれません。

 

僕の場合は、

衣類はこだわりはないので、

基本ユニクロかGUで

「そろそろこの服も引退かな」

って感じた時は新しいのを買うのでその辺は気にしてません。

 

まとめ

過炭酸ナトリウムを活用した洗濯方法を僕が初めて聞いたときは、

目から鱗でした。(笑)

 

アトピー持ち以外の方でも安価でいいことずくしなのでオススメしたいところです。

 

毎日使うものだけにシンプルで質のいいものにこだわりたいですよね!