ほぼ本を読む習慣がなかった僕が年100冊本を読んで変わった心境の変化!「なにが書いてるかより、どうをれを導き出したか?の方が大切」

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なぜ年間100冊読書しようと思ったか?

本って皆さんは年間どれくらい読まれるでしょうか?

僕に関しては学生時代まではほぼ全く読まない方で、

よく頑張った年(就活とかあった年)でも年間5冊読めればいい方でした。

 

まあ、

もともと僕は何をするにも集中力がなく、

本を読む必要性をあんまり感じてなかったのが大きいです(笑)

 

しかし、

社会に出て実際働きだしてからは、

当然学生の頃とは違ってストレスと悩みも増え、

体調にも良くない変化があったのでこれはマズイ!と思い、

充実した人生をおくるには?

という問いに真剣に向き合うようになりました。

 

実際、

人生を自分の力でコントロールできているという感覚(コントローラビリティ)が高い人ほど、

幸福感を感じやすいという研究データがあったり、

そのためには知識が必要不可欠だと僕は思っています。

 

そこで知識欲が沸いてきたわけですが、

中でも一番手を付けやすかったのがやっぱり読書です。

ネットは基本的には無料なので嘘情報も多いですし、

セミナーは時間と場所に振り回されますからね~。

 

あと有名な話ですが、

年収が高い人と読書量が比例関係にあるということも、

沢山読書をしようと思った理由の一つでもあります!

なんだかんだお金はあって困りませんからね~(笑)

 

というわけで去年、

年間100冊読む

という何とも漠然とした目標を立てて挑戦してみたわけであります。(笑)

そこでいろいろと自分なりの学びや違和感があったので、

お話していこうかと思います。

 

初めての多読でどんな能力が付いたか?

抽象思考が出来るようになるにつれ物事の本質に目を向けられるようになった

読書をすると、

今まで自分が問題にも思ってなかったところに問いを立てられるようになります

 

仕事を例にお話すると、

仕事は国民の義務みたいなところがあって、

会社に行って働くということ(自分にとって仕事とは?)に、

問いをたてて自分で納得できる答えを見出そうとする人はなかなかいません。

 

しかし、

読書体験を通して仕事に関する考え方を学ぶ本を何冊か読んだのであれば、

そこで共通点が見えてきて抽象度の高いより物事の本質を捉えることが出来るようになります

 

これは自分の頭で思考をするためのパーツが増えているからだと僕は思っていますが、

仕事以外でも本質に限りなく近いものを見抜ける見識が磨かれてゆけば、

外れくじを引く確率を減らせるのではないかと思います。

 

文章の論理構造が分かるので話の要点をつかめる能力が上がった

次に本の内容構成について力を入れて読む箇所と、

そうでない箇所の判別が出来るようになりました。

 

簡単にいうと、

「著者の主張したいことはここか!」

とあたりをつけられる感覚です。

こういう本の構成に関しては、

種類にも寄りますが、

同じような型で書かれてるので、

この点に慣れると読書のスピードが上がります。

 

このスキルはビジネスメールを書くときと読むときの効率アップにも使えるので、

やっぱり読書はすごいと感じてます。

 

感情的になることが少なくなった

僕たちの感情は偏桃体という脳のど真ん中にある、

言わば本能をつかさどる部分から反射的に命令がでて、

感情を表出させるわけなんですが、

読書をしていくと前頭前野(論理思考をつかさどる部分)の働きが活発になって、

感情的になってもそれを論理に置き換えて理性的に問題に向き合うことができます

 

ただ感情を抑えられるといっても、

当然一瞬でもストレスに感じて感情的になったという事実は変わらないので、

ストレスはまた別に対策する必要はありそうですね~!

 

読書週間を付ける前に思ってた想像とくい違ったことは何か?

100冊読んだ程度では速読は無理

速読は一応練習はしたりした時期はあるんですが、

やはり地道に読書体験をより多く積まないと無理なんだなと感じています。

 

人間が何か新しいことを理解するときは、

現状の自分が体験したこと、

知ってることに結び付けて記憶が進むらしいので、

読書+体験(新しい場所に行く、新しい人に会う)

を楽しみながら気長にやっていくのがいいかもしれませんね!

 

興味のない内容の本はやっぱり読んで内容を理解するのは難しい

前述した通り、

もともと自分の知りえない分野に関しては、

新しい情報を自分の現状の理解の糸に結び付けるのが難しいので、

当然理解するのは時間がかかります。

 

特に古典作品(哲学書とか)は1回や2回読んだ程度では、

理解するのは難しいです。

 

こういう場合は、

具体例がふんだんに書いてくれてる本か、

入門書、マンガとかから入っていくのがいいかもしれません。

 

語彙が増えることで世の中の認識力も上がるのでより人の考えや感情に敏感になった

読書体験を通じて、

共感力が上がったのは間違いないのですが、

いい面としては相手の考え方が理解できるようになったり、

言いたいことの予測を立てられるようになる。

ということはあるのですが、

反対にこれがネガティブに働くと、

人の思考を考えすぎてしまい、

被害妄想を膨らましてしまうことが多々あります。

 

この辺はもっと不安対策が必要かもしれませんね(笑)

 

本をたくさん読むためにとった工夫は?

僕の場合は、

下記のような工夫をして読書体験を充実化させてました!

  • とにかく孤独になる
  • 隙間時間活用のためバックに本を忍ばせる
  • ノイズキャンセリングヘッドホンで遮音する
  • 友達と会ったときに本の内容をアウトプットする
  • とりあえず積ん読する
  • 本屋へ行く回数を増やす

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

近年、日本では人口当たりの月の読書量が0.5冊程度と聞きます。

ちょっとでも他の人と差が出れば、

それだけで仕事では有利になるかなと思って始めた読書でしたが、

思ったよりも自分の頭で考えるっていうこと自体が楽しいので、

最近ではますます読書がはかどっています!

 

あと読書習慣を付ける前の僕は本にどんな答えが書いてるか?

ばかり気にしていましたが今は、

どんなこと書いてたか?(アウトプット内容)よりも、

どうやってこのアウトプットを導き出したか?(プロセス)

の方が実は自分の今の状況に置き換えて使えるので大事だと思っています。

 

いろんなシーン(状況)に当てはめて汎用的に使えますからね!

 

そういう意味では、

古典(哲学書)を何回も読み直すようにしようかなぁ!(笑)