【哲学で問題解決】ネットワークビジネスを続ける中で起きがちな問題(自己欺瞞)!
僕は少し前までとあるネットワークビジネスを、
2年くらいやっていたわけなんですが、
僕自身がネットワークビジネスで取り扱う製品が好きになれなかったのと、
セミナーや口コミで話される情報の有益性が低かったので辞めました。
ただ実際にビジネスをやっていた時は、
- 製品を好きになれない自分がおかしいのでは?
- わざわざ同じセミナーに高いお金払って出る価値はあるのか?
なんて悩みを抱えてたわけなんですが、
それでもいつかは納得できる答えが手に入るはずだ!と信じながら、
やっていたのが正直なところです。
しかし、
本質は自分を騙し騙しやってたわけなので、
当然そんなマインドで成功できるはずもありません。
そこでこの記事では、
そんな僕の経験から自分で自分を欺く行為の原因と、
その解決策についてお話していこうかと思います!
自己欺瞞とは?自分を欺く行為
まず、
自分で自分を欺く行為を自己欺瞞と言い、
嘘だと分かっていても真実に目を向けない方が、
自分にとって都合がいい状況でよく陥る思考のことです。
簡単に言うと、
「友達に美味しい蕎麦を食べさせてあげる!」
と言われて、
その蕎麦を食べたのだが、
自分はあんまり美味しいと感じなかった。
しかし、
周りを見てみるとみんな、
「この蕎麦は美味しい!」
と話してるのを見て、
自分の味覚の感じ方はおかしいと思って、
嘘でも意見を合わせて、
それを自分に言い聞かせたりすることです。
実際にネットワークビジネスをやってた時の自分もこんな感じでした。
特に問題なのは自分で自分に嘘を言い聞かせようとしてる点ですね。
フランスの哲学者ジャンポール=サルトルも、
自己欺瞞についてこんな言葉を残しています。
自己欺瞞は、外見上、虚偽の構造を持っているように見える。
ただ、全く異なる点は、こうである。
自己欺瞞においては、私はほかならぬ私自身に対して真実を覆い隠すのである。
自分の本当の気持ちと対話する
ということで、
誰も得しない自己欺瞞なわけなんですが、
サルトルは解決策としてありのままの自分をで生きるということを進めています!
そこで僕もありのままの自分の本質的な価値観を知るために、
- そもそもなんでネットワークビジネスを始めたのだろうか?
- なぜこの製品がそんなに好きなのか?
など自己問答をしたりしましたが、
はっきりと自信をもって答えられなかったので、
コストを払ってまで続ける理由はないと判断し、
ネットワークビジネスを辞めました。
まとめ
- ネットワークビジネスを続ける中での自己欺瞞に要注意
- ありのままの自分の価値に気づくためには自己問答をするとよい
参考書籍
世界の哲学50の名著 新装版 (LIBERAL ARTS COLLEGE)
- 作者: T・バトラー=ボードン,大間知知子
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