【ミニマリスト】今の自分の価値観を知るには?物を捨てるプロセスで発見できる!

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僕は社会人になってから、

「今の自分にとって何が大切か?」

と自問することがよくあります。

これはどんな自分で在りたいか?にも通じる話なのですが、

物を減らしていく中でだんだん自分なりに納得できる答えが見えてきました。

 

そこでこの記事では、

僕が物を減らすということを続けてきた中で、

気が付いたメリットやデメリットを書いていこうかと思います。

物が少ないメリットは? 

片づけが少ないので掃除が楽になる。

物が減ると掃除がしやすく、

ロボット掃除機も断然かけやすいです。

それまではロボット掃除機が障害物に囲まれ身動きが取れなくなったりすることが多かったのですが、

今は床に物が無いので百発百中で巣に帰っててくれます。

自分にとって大事な物しか残さないので愛着が沸く

物を捨ててく中で最後まで「これは自分の生活には必要だ!」と思ったものに関しては愛着が出てきます。

僕の場合、ノイズキャンセリングヘッドホンなんかは自分を守る盾の様な存在なので大事に使っています。

物を捨てる時に物の必要性が見えてくる

僕は物を捨てるとき必ず、

「どうして買ったか?」

「使わなくなった理由はなんだろう?」

など問いを持っています。

これを考えるだけで次回、不要になるものを買うことは少なくなりますし、

一度疑ってみたがやっぱり必要なものだとなれば、

再度その物を活用する意味が見えてきます。

ちなみに余談ですが、

物を捨てるとき一度懐疑的になるということは哲学することと似ていて、

疑い抜いたからこそ本当の自分の価値観が見えてくるんだと思います。

物を捨てるデメリットは?高額な物であればあるほど捨てる時に心苦しい

例えば、ソファや浄水器など毎日使ってたものは、

高いだけではなく愛着もあるのでなかなか捨てるまで悩みます。

ただ不思議なことに高額なもので処分した後で後悔したものは無く、むしろ肩の荷が下りて楽になった感じが多いです。

おそらく処分するかどうか迷ってる悩みから解放されたからだと思います。

物を減らして変わったことは?自分が必要だと思うものには十分お金をかけるようになった

特に今は本、医療、食事、人間関係には惜しみなく投資するようにしています。

こうすることで結果将来の自分が楽できますし、人生に対する意味感も強まります。

また、哲学者のフランシス・ベーコンは、

「金銭は肥料のようなものであって、ばらまかなければ役には立たない。」

と言います。

ことばの花束―岩波文庫の名句365 (岩波文庫別冊)

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これはお金も道具なので使わなければ何の価値も生まないということなのでしょう。

そう考えると何にお金をかけるか?の前に、

何が自分にとって大切か?を問くのに物を捨てるプロセスは大切だと思います。

物を処分するルールはどうしてるか?僕の物の処分のルール

僕は1ヶ月以上使ってなく今後使う予定がない物は、

捨てるか売るかもしくは人にあげてますね。

そして処分してみて「やっぱり必要だな!」と思えばまた買い直すという感じです。

買い直しが起きるということは一見もったいないように思いますが、

その物が自分にとって本当に必要なものだと気が付けたということが一つの価値だと思います。

何のために断捨離するか?自分の価値観に気付くため

物を処分してると自分の頭の中の状態もすっきりしてくる快楽に似た感覚もあるので、

「次は何を処分しようかな?」と物を捨てることが手段ではなく目的になってしまうことがあります

そのため物を断捨離する時は、目的を決めて捨てるのがいいと思います。

僕の場合は「楽して健康で幸福な生活を送っていたい。」というテーマがあるので、

物を捨て続けた結果、不便で不健康で不幸な生活になっては本末転倒です。

そのため、自分の今の価値観を紙などに書き出してみて、

客観的に今の自分の価値観を認識してから物を選別してみるのもいいと思います。

この自分の価値観や信念に立ち返るということをすると、

自己認識スキル(自分が何に反応するかを理解する能力)が向上します。

とある調査では、

自己認識スキルが最も高い人の内、83%が仕事で最高レベルの成果を上げており、

仕事の成果が最低レベルの人の内、自己認識スキルが高かったのは2%だったそうです

EQ 2.0 (「心の知能指数」を高める66のテクニック)

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物を捨てることで部屋がきれいになると同時に、

まさに自己認識スキルも上がるので一石二鳥ですね!